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リーサインタビュー[2]
||疎外感をバネに
−−女優としてまず成功した
リーサ そうです。

−−でも、音楽もやりたい?
リーサ 突然スウェーデンからハリウッドに出て行って勇気がありますね、と言われることがありますが、私にとっての勇気とは自分で曲を書くことなんです。そうなりたい。

リーサ−−そのハリウッド進出ですが
リーサ 最初はロンドンに出ました。そこからニューヨークに行って、オーディションがあるというのでハリウッドへ移りました。ロンドンは、ウェーバー・ダグラス演劇アカデミー( Webber Douglas Academy of Speech and Drama )に入るために行ったのですが、補欠待ちの状態で、それならばとニューヨークへ行ったわけです。ニューヨークでは、2年間演技の勉強をしました。ミュージカルもやったし、ストレートプレイも勉強していました。

−−スウェーデンから米国に行って勉強することは珍しいこととはいえないんでしょうね
リーサ うーん。でも、ニューヨークの学校では私以外にスウェーデンからきていた人はひとりだけでした。その人はトルコ人でしたけれど。スウェーデン人は少ないほうでしょうね。

−−ということは、その思い切りのよさは、あなたの個人的資質によるところが大きい?
リーサ 母が賛同しそうな意見ね。だって、私は昔から行きたいところに行かなくては気が済まない。結果はどうあれ、私は私のハートを信じて行動するのです。

−−スウェーデン人気質ではない?
リーサ   ぜ〜んぜん。スウェーデン人の一般的な気質は、勤勉であることだっていわれています。それから、出る杭は打たれる。他人と違うのはよくないということ。米国は違いますね。あそこでは、目立った者勝ち。スウェーデンの人の中には、私のことを奇異な目で見る人もいますね。。

−−その性格の原点は?
リーサ 私は生まれはストックホルムですが、その後北のラップランドという場所に引っ越しました。すると、ラップランドではストックホルムなまりがあるといわれ、ストックホルムに戻ったらラップランドなまりがあるねといわれたんです。以来、いつでも部外者の気分でした。ですから、幼いころから自分の世界の中にいることを好み、曲を書いたりとかして過ごしました。スウェーデンを離れたい。そんな気持ちも、ずいぶん小さいころから抱いたものです。



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