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星組 柚希礼音
星組男役二番手として威風堂々
   TVnavi 9月号 text by 萩原万貴枝/Photo by 中川容邦
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安蘭けいの星組主演お披露目公演、宝塚舞踊詩『さくら』、ミュージカル『シークレット・ハンター』で、二番手男役のポジションについた柚希礼音。威風堂々と舞台に立ち抜擢に応えたその姿は多くの観客をうならせ、柚希自身も宝塚男役スターとして大輪の花を咲かせるだろう“将来”に向かって、大きく前進した。

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CHIEちゃん クリックしてください「話を聞いた時は、自信がなくて、マイナスにばかり考えていたんです。でも、そういう立場を与えられるのは、できる可能性があるから与えていただける、という本で読んだ言葉を思い出し、気持ちを前向きに持っていきました。あまり自分を苦しめすぎずに、少しづつでもいいから成長しよう、と思って。それに、トウコさん(安蘭)と私では、キャラクターが違うとよく言われるので、それを生かしてほんの少しでもトウコさんの力になれたらと思いながら、公演に臨みました」

安蘭が銀橋にひとり悠然と立ち魂をのせた「クンバンチェロ」の熱唱、そのバックで星組生が一丸となって見せたダンス。全てが呼応しボルテージが最高潮に達したあのゾクゾクするような劇場空間は、出演者も客席もなかなか体験できるものではない。

「『クンバンチェロ』の場面では、うちのボス、すごいでしょう!! という気持ちでいっぱいでした。トウコさんの主演就任は星組生もそれ以外の方も本当に喜んだこと。トウコさんもとてもうれしそうで、私たちもすごく幸せを感じていたんです」

その気持ちが昇華したような「クンバンチェロ」の熱気を帯びたまま続く「ベッサメムーチョ」でも、柚希らのかなり気合が入った濃厚で魅惑的なダンスにより、骨抜きにされたファンが毎公演続出、と話題になった。

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ここは宝塚記事のページです

ゆずき・れおん 6月11日生まれ。大阪市出身。身長172cm。1999年『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台後、星組に配属。2003年『王家に捧ぐ歌』ラダメス役で新人公演初主演以降、『花舞う長安』『ベルサイユのばら』など5作連続して新公主役を演じた。宝塚バウホール公演『おーい春風さん』『それでも船は行く』でも主演。昨年は『Young Bloods!!』、今年に入って『Hallelujah GO!GO!』、「宝塚巴里祭」に主演、パーソナル写真集も出版されるなど破竹の勢い。 「越えられない壁にぶち当たって、越えられたかなと思うとまたもっと高い壁がどんどん出てくる。でも、挑戦させてもらえることが有難いし、楽しい」

日生劇場公演に出演!
ミュージカル Kean
9月1日〜23日:日生劇場
作詞・作曲/ロバート・ライト ジョージ・フォレスト
脚本/ピーター・ストーン
潤色・演出/谷正純
19世紀に英国で活躍した天才的なシェークスピア俳優エドモンド・キーン(轟悠)の、「自分自身」と「役者」の狭間で揺れ動く姿を描く。1961年にブロードウェイで開幕。柚希にとって初の海外ミュージカル。

7月29日より前売り発売開始!
阪急電鉄 歌劇事業部 TEL03・5251・2071


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