タカラジェンヌ 夢の軌跡 星組 涼紫央
(4)お芝居が好き…多彩にどん欲に
大阪夕刊 by 平松澄子
宝塚バウホール公演「フェット・アンペリアル」(平成18年6月)では初めて2番手の立場で出演し、主人公の同僚ニール・ハマンドを魅力的に演じた。「芝居でも精神的にも、主演の方を一番近くで支えるのは重要な役目だと感じました」
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「さくら」の若衆姿 |
宝塚大劇場「愛するには短すぎる」(同年8〜9月)ではプロデューサーのマクニール・オコーナー役、大阪のシアター・ドラマシティ「ヘイズ・コード」(同年12月)ではヘンリー・リッチ役と、2枚目半的な役が続いた。
そしてきょう23日初日の大劇場「さくら」「シークレット・ハンター」は、新トップ、安蘭けいのお披露目公演(4月30日まで)。星組一筋の涼にとって、安蘭は5人目のトップになるが、「トップさんが変わっても、星組の根幹は変わらないと思う」という。
舞踊詩「さくら」は若衆姿のプロローグで始まる。「チョン、パーで幕が開く舞台が夢だったので、すごくうれしい」。個人的な見せ場はオペレッタ狂言「花折」で、山法師役をコミカルに演じる。「私はお酒は飲めないんですが、酔っぱらう役でおもしろいですよ」。ミュージカル「シックレット・ハンター」では、架空のアテナ国の王族の護衛官マックス役。「自国を守るために企てた“シークレット”を握っている役。今度は二の線ですが、ダークな感じの仕掛け人なので、大きさを要求されますね」と説明した。
−これから演じてみたい役は?
「宝塚ならではのゆったりした日本物、平安朝の作品はやりたいですね。それにやっぱりお芝居が好きだから、どぎつい役やシリアスな役、悪役も超カッコイイし…。恋人が死んで涙を流しながら情熱的に歌ってもみたい」となかなか欲張りだ。
−将来の夢は?
「果てしなくありますけれど…。自分の中だけで人に言わないのが私の持論。ヒ・ミ・ツです」
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