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美の神、生身の「男」、そして燃焼への序章
花組 愛華みれサヨナラ公演「ミケランジェロ」「VIVA!」制作発表   
010530 石井健
意気込みを語る愛華みれ(中央)。左端が匠ひびき。その右は大鳥れい=東京都千代田区の東京會舘


 宝塚歌劇団は30日正午から、東京都千代田区の東京會舘で花組公演「宝塚グランド・ロマン『ミケランジェロ--神になろうとした男--』」「グランド・ショー『VIVA!』」の制作発表を行った。

 発表会見には、花組トップスターでこれがサヨナラ公演となる愛華みれ、娘役トップの大鳥れい、次期トップに内定している匠ひびき、花組公演にはこれが初出演となる専科の樹里咲穂(ただし樹里は初舞台が平成2年の花組『ベルサイユのばら』だった)らが出席した。

 愛華は「花組はともかく元気でがんばる組。東西の『ベルばら』にはさまれる形になりますが、元気で乗り越えます。ミケランジェロという人物はかなりテンションをアップしないと演じられませんが、ちょうど私の中で宝塚が好きだという気持ちが盛り上がっているところなので、そのへんがかぎになると思っています。サヨナラの公演がこういう華やかなものになることを感謝しています」と意気込みを語った。

左から匠ひびき、大鳥れい、愛華みれ、樹里咲穂


 相手役の大鳥は「ミケランジェロを一途に、情熱的に愛する役をいただきました。最後まで愛華さんの相手役としてがんばりたいと思います」と、愛華のラストをしっかりと支える意向を示した。

 なお、今年が日本におけるイタリア年であることからイタリアに題材をとった「ミケランジェロ」なのだという。

会見を終えてさっそうと会場を去る愛華みれ


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