来年６月の宙組東京公演を最後に
伊織直加、退団へ

10月14日、「コレ、聴きま専科」の取材で撮影

宝塚歌劇団は８日、専科の男役、伊織直加が来年６月の宙組東京公演で退団すると発表した。

宙組公演は「傭兵ピエール−ジャンヌ・ダルクの恋人」「満天星大夜總会−The STARDUST PARTY」（宝塚大劇場＝来年２月２１日−３月３１日／東京宝塚劇場＝同５月９日−６月２２日）。

伊織は平成元年「春の踊り」が初舞台。翌２年に花組に配属、１２年６月に新制度が導入された専科に異動。

今年は外部出演「キス・ミー、ケイト」に女役で出ていた。「キス・ミー、ケイト」は来年１月に福岡公演（博多座／１月２日−２７日）も予定されている。

この１０月には湖月わたるら同期４人とバウホールパフォーマンス「Ｓｗｉｔｃｈ」に出演、好評を博した。

来年は外部出演、宙組公演のほかにディナーショー（兵庫・宝塚ホテル＝４月７，８日／東京・グランド・パレス＝４月１６，１７日）を予定。

産経新聞には今年４月から毎月１回、お気に入りのＣＤを紹介する「伊織直加の『コレ、聴きま専科』」を連載。その取材の中で伊織は「Ｓｗｉｔｃｈ」について「退団するまでにどうしてもやりたかった企画だった」と語ったことがある。