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タカラジェンヌ 夢の軌跡 花組 壮一帆
(4)立ち止まらず常に前進したい
   大阪夕刊 by 平松澄子
雪組での最後の公演は平成18年9〜10月の宝塚大劇場「堕天使の涙」「タランテラ!」。トップ・コンビの朝海ひかると舞風りらの退団公演でもあった。

「TUXEDO JAZZ」の1シーンのSOさん
「TUXEDO JAZZ」の1シーン
「お披露目からサヨナラまでご一緒したトップさんは、朝海さんが初めて。単純にひとつの時代が終わっちゃうことに、不思議な感じがしました。私自身の組替えも決まっていたので、ちょっとした退団者気分。朝海さんは器が大きい方で、どんどん成長していかれた。私も懐の大きい役者になりたいですね」

東京公演が終わった翌日の昨年12月25日付で花組へ組替え。休む間もなく次の日から、「明智小五郎の事件簿−黒蜥蜴」「TUXEDOJAZZ」の稽古(けいこ)が始まった。「(トップの)春野(寿美礼)さんは以前の花組時代から知っているけれど、下級生は全く知らない。私の立場も変わっていますから、とても新鮮な感じです」という。

現在、大劇場で上演中(3月19日まで)の「−黒蜥蜴」では、明智探偵(春野)の友人の浪越警部役。「木村先生(信司=演出家)に『あなたが思う浪越を演じてください』って言われて、第一印象が誠実な感じだったので、そういうふうに演じています。新婚の役で“プロポーズ”という歌を、私と春野さん、真飛さん(聖=雨宮役)の3人が、パターンを変えて歌うのがおもしろいですよ」

ジャズが中心のショーでは、タキシードジャズの男やフォーリーズの男の役で歌い踊っている。「幕開きでコートを着た私が花道から出てくると、舞台はニューヨークで、雪国から花の国に帰ってくるという設定。すごく荻田先生(浩一=演出家)の愛を感じますね」

今年で入団12年になった。モットーは「立ち止まらずに常に前に進んで行く」こと。こんごは「しばらくやっていない日本物や王朝物、役者として幅を広げる超コメディー、悪に徹して死ぬ役など、やったことのない役にも挑戦したい」そうだ。



2007年の壮一帆の記事
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