産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
全組の記事インデックス花組の記事一覧月組の記事一覧雪組の記事一覧星組の記事一覧宙組の記事一覧専科の記事一覧
花組 春野寿美礼が退団会見
(1)1年半前に決断していた
6月7日(木)  速報 by 平松澄子
「最後まで花組の男役として舞台を務め、燃焼したい」

会見したおさちゃん 今年12月24日付で退団することを発表した宝塚歌劇団花組のトップスター、春野寿美礼が7日午前、大阪のホテルで会見し、心境を語った。

春野のこの日の装いは、淡いピンク地に細いストライプのシャツとオフホワイトのパンツ。

「花組の色と素直な気持ちを表現して選んだ」という。

5年間できたら…
退団の理由については、「主演男役に就任したとき(平成14年)、自分の中で5年間できたら、という気持がありました。それは、男役の芸を磨くこと、花組の人たちやファンのみなさんとの絆を深めるため、必要な日数だと思ったんです。その5年が過ぎ、立ち止まって自分自身を見つめたときに、身も心も十分に満たされたと思えて、卒業する時期だと決断させていただきました」と、理路整然と述べた。

会見するおささん 会見するおささん 退場するおささん
じつは決断した時期は1年半ぐらい前で、歌劇団側と相談しながら調整していたようだ。

昨年は、和央ようか(宙組)湖月わたる(星組)朝海ひかる(雪組)と次々にトップスターの退団が続いた。さらに今年に入って貴城けい(宙組)

「すごく寂しい気持がしましたが、私はまだまだだなと思っていました」という。

東京都狛江市出身の春野が宝塚歌劇団に入団したのは平成3年。「ベルサイユのばら」で初舞台を踏み、8年の「ハウ・トゥー・サクシード」で新人公演初主演。

端正な容姿と艶のある歌声で人気を集め、花組一筋で順調にトップ街道を歩んだ。

この記事は携帯サイト「芸能サンスポ」でも読めます 前トップの匠ひびきが退団したあとを受けて、14年8月の福岡・博多座公演よりトップに就任し、宝塚大劇場のお披露目公演は大作「エリザベート」の黄泉の帝王トート役で、歌唱力をいかんなく発揮して絶賛された。

その後、「野風の笛」「天使の季節」「La Esperanza」「マラケシュ・紅の墓標」「落陽のパレルモ」「ファントム」「明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴」…とさまざまな作品に主演してきた。  

続きを読む >>
春野寿美礼 関連記事はこちら




携帯版SUMiRE STYLE スミレモバイル登場

産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは宝塚記事のページです

携帯で読むSUMiRE STYLE